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株式会社いい生活のエンジニアの方とトークイベントを開催しました


こんにちは。CAMPHOR-運営の ほない です。

5月30日(日)に、 株式会社いい生活 のエンジニアの方と、オンラインでのトークイベントを開催しました。

今回はZoomを利用したオンラインイベントとなりました。「不動産業界特化型SaaSを支える技術」と題して、BtoBサービスの特徴や、長くサービスを続けることのうまみつらみ、具体的なアーキテクチャについてのトークをしていただきました。

トーク1: ぶっちゃけBtoB SaaSって面白いの?

このトークでは、いい生活CTOの松崎さんから、SaaS (Software as a Service) の分類や特徴についてわかりやすく解説してもらいながら、いい生活が展開する「不動産業界に特化したBtoBのSaaS」がどのようなものなのかを知ることができました。BtoBのサービスに興味があるという学生にとってはもちろん、逆にあまりなじみがないという人にも、非常に勉強になる内容でした。企業のサービスであっても趣味開発のサービスであっても、どういう人にどういう使い方をしてもらうかを考えることが重要だと感じました。

また、後半はCTOというポジションについてのお話もいただきました。松崎さんはCTO歴が16年(!) と長く、豊富な経験に基づくお話を聞くことができました。筆者は特に組織内でビジネスとエンジニアリングをつなぐ役目としての重要さを感じました。

トーク2:セカンドシステム症候群に陥らないために

2本目のトークはコミュニケーションプラットフォーム本部 副本部長の杉原さんからいただきました。いい生活の主力サービスである「ESいい物件One」は、様々な機能を備えた便利なサービスである反面、データの依存関係や多様性が激しく身動きが取りにくい部分もあるとのことです。ソフトウェア工学・プロジェクトマネジメントに関する書籍「人月の神話」を引用しながら、システムを作り直すときに陥りがちな状況とその対策をわかりやすく解説していただきました。

トーク3:不動産業界特化型SaaSのバックエンドアーキテクチャ

最後に、不動産データプラットフォーム本部の中島さんから、「ESいい物件One」のバックエンドアーキテクチャに関してのトークをいただきました。物件情報、顧客情報、契約情報を一元管理し、生産性を向上させるクラウドサービスですが、その裏側には複雑な要求を処理しながらレスポンスを向上させるための様々な工夫がなされているということを、詳細に解説していただきました。筆者としても「ここまで教えてくれるのか」と驚いたほど踏み込んだ解説となっており、バックエンドシステムの設計に参考になる内容でした。

オンライン懇親会

イベントの最後にはZoomでの懇親会を開催しました。技術の話はもちろん、参加した学生の興味分野などについて楽しくお話しすることができました。

おわりに

今回もオンラインでの開催となってしまいましたが、実りのあるイベントとなったと思います。参加してくださった学生の皆さん、いい生活のみなさん、ありがとうございました。


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