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CAMPHOR- 2018年の総括


この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2018 25日目の記事です.

こんにちは.代表の @yu-i9 です.今年は運営メンバーに卒論生が多く,アドベントカレンダーの開催すら危ぶまれる状況でしたが,なんとか最終日までたどり着くことができました.この忙しい年末に面白い記事を上げてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです.本記事では,そうした有能執筆者諸氏の末席を汚しまして,CAMPHOR- 2018年の総括をお送りいたします.まずは,CAMPHOR- HOUSE (以下 HOUSE)の環境・設備面の変化についてお知らせして,その後で,CAMPHOR- の運営に関する話をしていこうと思います.

HOUSE 環境の充実

2018年は,訪問者の皆様により快適に HOUSE を利用していただけるよう環境の整備,設備の拡充を行いました.特筆すべきは以下の3点です.

ひとつ目はお菓子と飲み物の常備です.@koji をお菓子大臣に任命しお菓子と飲み物をいつでも提供できるようにしました.最近は,みんなでこたつを囲んだ真ん中に多数のお菓子を配備することで,よりアットホームな雰囲気を作り出すことに成功しています.食べたいお菓子があれば HOUSE でリクエストしてみてください.

ふたつ目は HOUSE 1階のモニタの新調です.現在は4kモニタ1台とフルHDモニタ3台が設置されており,誰でも自由に使えるようになっています.詳しい様子はこちらをご覧ください.

最後は HOUSE の蔵書の拡充です.Python・Goといった主要な言語の参考書,マスタリングTCP/IPシリーズ,ブロックチェーン関連書籍などが新たに置かれています.ここ数年 HOUSE の蔵書はそれほど更新されておらず古本屋のようなラインナップでしたが,今年の購入でかなり若返りました.CAMPHOR- の蔵書は貸出可能なので,読みたい本があれば運営メンバーに声をかけてください.

こうした大幅な環境の充実を図ることができたのは,ひとえに支援してくださった協賛企業やOPの皆様のおかげです.本当にありがとうございました.どうぞ今後ともよろしくお願い致します.

CAMPHOR- 運営について

ここからは,今年の CAMPHOR- 運営の様子について述べていきます.年間を通して様々な課題に取り組みましたが,その中でも特に「リソース不足」と「高齢化」という二つの大きな課題に頭を悩まされましたので,そのあたりを詳しく掘り下げます.

課題1: リソース不足

今年は研究に打ち込むメンバーやリモートで活動するメンバーが増えたことで,運営のリソースが不足しがちでした.日頃から物品購入やイベント担当といった様々なタスクがあり,それをメンバーに割り振っていくわけですが,「暇だからやる」といった気軽な雰囲気はあまりなく,誰かが忙しさを押して担当者になるという場面がたびたび見られました.中でも,CAMPHOR- の最重要タスクの一つである HOUSE の開館が大変でした.HOUSE を開けるためには,誰かが午後の数時間のあいだ HOUSE にいないといけないわけで,その時間を捻出するのに苦労しました.個々人が自分のタスクに時間を使っている上に,そもそも HOUSE の周辺にいないとか,コアタイム的な仕組みにより拘束されているといったこともあり,なかなか苦しいものがありました.

そうしたリソース不足を受けて,少しずつメンバー内で意識の変化が起こりました.具体的な変化は色々です.主要なものとして,「やったほうが良い」レベルのタスクに対して積極的に「やらない」という選択肢を考えるようになりました.話が混み入ってきたら「そもそもやる必要ある?」と言ってみて,面倒なタスクが消えてくれないか試すわけです.また,一度引き受けた仕事であっても,少しでも負担になると感じたら積極的に再割り当てをお願いし,組織としてのスループットを上げるようにしました.

そうした意識の変化により,現在はタスク管理 issue の数が年初の半分程度になっています.やることが多いという印象もかなり薄れ,余裕が出てきたように思います.HOUSE の開館だけは削りようがないですが,他の部分がラクになったのでそれほど負担を感じずに進められています.ただ,今の状態は現在の運営リソースに照らし合わせて良いというだけで,一般に望ましいわけではありません.もっと余裕ができて,HOUSE 環境の更なる改善や勉強会といった活動を増やしていけると楽しそうですね.

課題2: 高齢化

2018年1月の CAMPHOR- 運営メンバーは,B4が4人,M2が1人,D1が2人と非常に高齢化が進んでいました.もともとB3以上が大半を占めるコミュニティだったのでそれほど衝撃はありませんでしたが,やはり平均年齢がM1を超えるとなると色々な問題も出てきます.上で述べたリソース不足の本質的な原因はこの高齢化にあります.団体紹介用のスライドでも高齢化をネタにしてひと笑い取ることにしているのですが,お若いB1の訪問者等が相手だと引きつった笑いを誘うこともあり,世間体も気になり始めます.それでも,当初はB4とM2のほとんどが進学予定で,すぐさま運営に支障が出るという状態ではありませんでしたから,比較的のんびりと構えていました.

しかし,そこから数ヶ月で事態が急変します.立て続けに就職宣言が発せられ,翌年の運営メンバーが数名しか残らないことになりました.HOUSE 周辺にいるメンバーにいたっては1〜2名と,CAMPHOR- の存続すら危ぶまれる状況です.

ここ数年の CAMPHOR- は,自己研鑽に重きを置き,運営メンバーには少数精鋭を歓迎する少し閉じた雰囲気がありました.「閉じた」というとあまり聞こえはよくありませんが,多くの人に CAMPHOR- の存在を認知していただいていたこともあり,コミュニティの質を高める方向にシフトしたと考えれば自然な流れだったと思います.実際,ここ数年は毎年2〜3人が入れ替わる形で運営が機能していました.しかし,今年のように突然のメンバー不足を乗り越えるための冗長性が確保されていませんでした.天に祈るだけでは人はやってきませんから,何かしらの対策を講じる必要がありました.

閉じた雰囲気を壊して集団を外に開いていくのは痛みを伴うので,どれくらいの痛みを許容できるのか,そもそも CAMPHOR- とは何か・存続させる必要があるのか,どんな人と一緒に活動していきたいかといった出口の見えない議論を重ねました.議論のテーマからして曖昧で,具体的なスローガンをかかげるといった活動には結びつきませんでしたが,実りは多かったように思います.メンバーそれぞれの CAMPHOR- に対する認識をすり合わせることができたのはもちろん,明確な答えのない議論の練習ができたのではないかと思います.エンジニアリングや研究では明確な答えが出がちなので,個人的にはとても勉強になりました.

議論の末に,「とにかく人に来てもらう,来てくれた人には定着してもらう」という方針で思いついたことを色々とやっていくことになりました.まずは,開館日を減らしてメンバーを集中させ,HOUSEにたくさん人がいるようにしました.他にも,ビラ頒布や輪読会,もくもく会など様々な策を講じました.その甲斐あってなのかはわかりませんが,最近は CAMPHOR- に関わってくれる学生が増えており,無事に高齢化を乗り越える兆しが見えています.現在も運営メンバーは大募集中ですので,プログラミングやデザイン,組織運営に興味のある学生の方は,ぜひ一度遊びに来てもらえたらと思います.

総括

今年の CAMPHOR- をひとことで言うと,「過渡期」であったと思います.運営の方法や CAMPHOR- に関わる人,CAMPHOR- に関わる人が共有する価値観など,あらゆるものが変わり始めた1年でした.来年は @shiba6v が二回目の代表を務めます.豊富な人脈と長い CAMPHOR- 歴を生かして,必ずや CAMPHOR- を面白い方向に導いてくれるでしょう.来年以降の CAMPHOR- にもどうぞご期待ください.これからもよろしくお願いいたします.


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