こんにちは、@kojiaomatsu です。
4月15日に株式会社フリークアウトのエンジニアと株式会社フリークアウト・ホールディングスの執行役員の方をお招きして、「新卒エンジニアが話すフリークアウトを支える技術」というイベントを開催しました。
イベント内容
CAMPHOR- の OB であり、現在は株式会社フリークアウトのエンジニアとして働く @shotarok28 から、実際に会社で使用されているアドテクに関する発表がありました。
発表は三本立ての内容で行われ、
- フリークアウトのプロダクトの話
- 開発だけじゃない、働き始めて知った運用の世界
- 機械学習って仕事でどうつかってるん?
という三つのトピックについて話していただきました。
フリークアウトのプロダクトの話
アドテクの仕組みについて全然知らない人向けに詳しく解説していただきました。広告枠の売買を仲介する仕組みの中でもDSPというプロダクトについて、どういう働きをしているのかを説明していただきました。
また、広告枠が毎回競りのように売買されるのでリクエストに対してレスポンスを高速にする必要があり、その為にどのようなアーキテクチャでフリークアウトの技術が動いているのかを説明していただきました。
「なるほど、そういう仕組みで広告業界や企業のシステムが動いていたのか」と、納得のいくプレゼンでした。
開発だけじゃない、働き始めて知った運用の世界
システムの安定性や効率を向上させる為に何をしているのかを教えていただきました。
障害が発生した時に根本的な原因を特定することの大切さや Flame Graph などを用いてシステムのボトルネックを発見し、改善したという経験を話していただきました。
既に動いているシステムのデバッグやプロファイリングの重要性や、それを行う為に様々なツールがあることを知りました。
機械学習って仕事でどうつかってるん?
広告枠をどのくらいのコストで競り落とすのが効率的であるのかを、ユーザーの属性から予想する為に、機械学習が用いられているそうです。
予測を高速化する為に、キャッシュを使用したり、C言語で書かれた関数を呼び出したりといったこともしているそうです。
広告を見る人、広告枠、出す広告、などという情報から広告枠の入札価格を決定するという状況的に機械学習を使うのは妥当なことだなと感じました。
懇親会
発表終了後にはフリークアウト様のご好意によりお寿司とお酒類をいただき、懇親会を開催しました。
参加者の方からは「企業側と参加者側の距離がこんなに近いイベントはなかなかない」などの感想をいただきました。
CAMPHOR- について
CAMPHOR- は企業とのイベントの他に、学生のみで実施するイベントも開催します。
また、イベントを開催していない時も開館日には CAMPHOR- HOUSE を開放していて、色々な人とプログラミングやデザインの話をすることができます。ぜひお気軽にお越しください。
開館日はこちらから確認できます。