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PyLadies Kyoto Meetup #1 の実施と多様性のあるコミュニティ作りについて


この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2015 の27日目 (延長戦2日目) の記事です.

こんにちは @ymyzk です. この記事では先日 CAMPHOR- HOUSE で実施した PyLadies Kyoto Meetup #1 と, CAMPHOR- が取り組んでいる多様性のあるコミュニティ作りについて紹介します.

PyLadies Kyoto Meetup #1

PyLadies とは

PyLadies は Python が好きな女性を結ぶ国際的なコミュニティで, 今秋日本で2番目の支部 PyLadies Kyoto が発足しました. PyLadies についての詳細は PyLadies の公式ページや, PyLadies Tokyo の公式ページをご覧ください.

PyLadies Kyoto Meetup #1 の紹介

PyLadies Kyoto Meetup #1 は PyLadies Kyoto の初めてのイベントとして CAMPHOR- HOUSE で開催されました. 初めてのイベントにも関わらず学生から社会人まで8名の方に参加していただきました.

PyLadies Kyoto Meetup #1

イベントの内容は初心者向けで Python を使ったプログラミングを体験してみようという内容でした. 講師は PyLadies Tokyo の @a_macbee さんと @scitamehtam さんで, Skype を通じて実施しました.

PyLadies Kyoto Meetup #1

イベント終了後はお菓子を食べながら, 参加者やサポーターがお話する時間を設けました. プログラミングやその他のトピックについて様々な会話が繰り広げられていました.

多様性のあるコミュニティ作り

PyLadies Kyoto と CAMPHOR-

今回のイベントは PyLadies Kyoto が主催し, PyLadies Tokyo の方が講師の提供やリモートでのサポートを行い, CAMPHOR- は会場の CAMPHOR- HOUSE や会場でのサポーターの提供等を行いました. 京都の IT 系の学生のコミュニティーである CAMPHOR- がどのようにして PyLadies Kyoto と関わるようになったのかを紹介します.

PyLadies Kyoto と CAMPHOR- が関わりを持つようになったのは, PyCon JP 2015 の際に PyLadies Kyoto が発足したことを聞いたことがきっかけでした. この時に CAMPHOR- メンバー (@ymyzk & @tanishiking) が声をかけさせていただいたき, その後も打ち合わせを続けた結果, 会場とサポーター, イベント実施の知見等を提供させていただくことになりました.

CAMPHOR- は IT 系のコミュニティーのため男性が多いこともあってか, どうしても女性がコミュニティーに参加することが少なくなっています. そういった背景もあり, このような女性向けのイベントの開催を通じて, CAMPHOR- へ女性が参加するきっかけを増やしたいという思いがありました.

(蛇足ですが, CAMPHOR- には Pythonista が多く, 今年の PyCon JP には学生が3人, OBが2人参加していました. メンバーは Web から自然言語処理, データ解析, 科学計算まで様々な分野で Python を活用しています.)

多様性のあるコミュニティを目指して

CAMPHOR- は IT 系学生コミュニティとして活動していて, 現在は主にエンジニア (コードを書くことが多い) 学生が多くいます. しかし, CAMPHOR- は男性や女性, プログラマーやデザイナー, 初心者や上級者など様々な学生が参加出来るコミュニティにしたいと考えています.

これは「様々な分野の学生が集まることによって, より良いコミュニティを作ることができる.」という考えに基づいています. 様々な学生が集まることによって以下のようなことが実現できると考えています:

  • プログラマーとデザイナーが共同で良いサービスを作る.
  • プログラミング経験の長い人が初心者にプログラミングを教える.
  • 異なる分野に詳しい人が話をする機会ができることで, 新たな良いアイディアが生まれる.

これまでの取り組み

PyLadies Kyoto Meetup #1 以前にもコミュニケーションツールの改善や様々なイベントの開催を通じて, 多様性のあるコミュニティ作りを目指してきました.

Slack

メンバー間のコミュニケーションのツールとして Slack を導入しました. 従来は Facebook Groups や LINE でメンバー間のコミュニケーションが行われていましたため, どうしても限られたメンバー間のコミュニケーションが多くなっていました.

Slack channels

しかし, Slack を導入したことによって様々な言語ごとのチャンネルができたり, 趣味のチャンネルが出来たりして, OB・OG も気軽に参加できるようになり, コミュニケーションがより活発に行われるようになりました.

イベント

これまで2回開催した「プログラミング大相談会」はプログラミングに関することなら何でも相談を受け付けるというイベントで, 男女問わず多くの初心者の方に来ていただき好評でした.

上級者向けのイベントの例として「コマンドライン環境について語る会」ではシェルやエディタ, dotfiles にこだわるエンジニアが集まって, 様々な知見を共有しました.

コンピューター関係で著名な団体である京大マイコンクラブ (KMC)とは以前からメンバーの個人個人のつながりはありましたが, より交流を深めるべく今年は初めての合同LT会を開催しました. 来年には2度目のLT会の開催を予定しています.

まとめ

CAMPHOR- が多様性のあるコミュニティを目指して様々な取り組みを行っていることを, この記事を読んで少しでも理解していただければ幸いです. もし CAMPHOR- に少しでも興味がある (興味がある人を知っている) なら, ぜひ一度 CAMPHOR- HOUSE を訪れてみてください. こちらから事前に連絡していただいても構いませんし, CAMPHOR- のメンバーを通じて連絡していただいても構いません.

みなさんが CAMPHOR- に参加することをお待ちしています!

CAMPHOR- Advent Calendar 2015 29日目 (延長戦4日目) の明日の担当は @kakenn です. お楽しみに!!


One thought to “PyLadies Kyoto Meetup #1 の実施と多様性のあるコミュニティ作りについて”

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