この記事は CAMPHOR- Advent Calendar 2019 4日目の記事です.
こんにちは,あたらんです.
10/26(土)にteamLabのエンジニアを2人お招きして,チームラボで使っている技術 & ハンズオン: シェーダー言語 GLSL を開催しました.
今回はこのイベントの様子を紹介します.
「CG未経験なのにデジタルアートへ」
1つ目のトークでは京大熊野寮出身のインタラクティブチームのエンジニアの福岡さんに,アートの文脈,teamLabにおけるデジタルアート,アートの文脈の中でのチームラボの意義などについてお話していただきました.
特に普段はあまり触れることのないアートにおける流体の振る舞いや,アートそのものの歴史から見える現代のデジタルアートの立ち位置,アートにおける日本固有の概念である「超主観空間」のUnityでの実装の話などはとても興味深い内容でした.
「チームラボにおける Android 開発」
2つ目のトークとして,チームラボのアートとは異なる側面も含んだAndroid開発に使われている技術や手法についてのお話もしていただきました.
このトークでは,チームラボが実際にどのようなアプリを開発しているのか,効率的に開発するために使っているツールや,チーム開発における様々なtipsなどをお話していただきました.
普段学生ではあまり聞けない知見も多く,こちらもとても興味深い内容でした!
ハンズオン「シェーダー言語GLSL 数学的にグラフィックを組み立てる」
最後に,GLSLというシェーダー言語のハンズオンを行いました.
このハンズオンでは,シェーダーとはなにか,チームラボのシェーダー部,GLSLの基本について教えていただいたあと,実際に手を動かして各々シェーダーで作品を作りました.
GLSLは glslfan というサイトで手軽に試すことができ,今回はこのサイトを使ってハンズオンを行いました!
GLSLはGPUで描画するので並列計算が得意らしく,この特徴特有の言語のクセが少々あり,新鮮な体験でした.
最後に参加者の皆さんが作った作品を全体で発表し合いました.
@shiba6v さんの作品,「party parrot」です.
懇親会
トーク,ハンズオン終了後はお寿司やドリンクを囲みながら、シェーダの話や会社の話などをしました!